Educational History’s Laboratory

Graduate School of Education

Kyoto University


京都大学大学院

教育学研究科 教育学講座 教育史研究室

 


1)研究領域

 

 台湾史/キリスト教史/植民地

 台湾基督長老教会/イングランド長老教会

 

 キリスト教のアイデンティティと社会状況への関わり方の問題を、日本植民地時期台湾のイギリス人宣教師キャンベル・N・ムーディ(Campbell N. Moody, 1865 - 1940)の伝道論、及び同時代の台湾人キリスト教徒による教会自治運動や神学議論の分析を通して、具体的に捉えることを試みている。


2)研究業績


◯論文

・「清末台湾におけるイングランド長老教会の伝道活動:その白話字推進を中心に」(国際基督教大学教授会提出論文、2009年)("The Mission Works by the English Presbyterian Mission in the Late Qing Taiwan: Focusing on the Ways and Thoughts of Its Promoting Pēh-oē-jī [in Japanese]." (A Thesis Presented to the Faculty of the International Christian University for the Baccalaureate Degree, 2009).)


・「日本統治下台湾のイギリス人宣教師による伝道事業—不寛容性克服の契機に着目して―」(京都大学大学院教育学研究科提出修士論文、2011年)。


・「日本統治下台湾におけるキリスト教と反植民地主義ナショナリズム―宣教文書『山小屋』(1938)に見る「苦しみ」と「愛国」の問題に着目して― (Christianity and Anti-Colonial Nationalism in Japanese Colonial Taiwan: Focusing on the Mission Literature The Mountain Hut (1938) and the Issues of “Sufferings” and “Patriotism” [in Japanese]) 」『日本台湾学会報』第14号(日本台湾学会、2012年)。


・「台南神学校『校友会雑誌』(1928年−)にみる「台湾人」意識 (Discovering Taiwanese Consciousness in The Bulletin of Tainan Theological College Alumni (1928-) [in Japanese])」『日本の教育史学』第56集(教育史学会、2013年)。


・「宣教中後期(1914-31)ムーディの伝道論と実践―伝道師の給与問題を中心に―(Campbell Moody’s Mission Works in His Middle and Late Active Period (1914-31): Focusing on His View on Taiwanese Evangelists’ Salaries Controversial [in Japanese])」『アジア・キリスト教・多元性』第12号(現代キリスト教思想研究会、2014年3月)。


◯研究ノート

・「キャンベル・ムーディ著『教義談論』を読む (Muî Kàm-bû. Tâm-Lūn Tō-Lí. Tâi-lâm; Sin-lâu TSū-tin-tông, 1920. [in Japanese]) 」『教育史フォーラム』第6号(教育史フォーラム・京都、2011年3月)。


・「日本植民地支配下台湾におけるキリスト教宣教―キャンベル・N・ムーディの宣教経験に着目して― (Christian Mission in Colonial Taiwan: Focusing on a Case of Campbell N. Moody and His Experiences [in Japanese]) 」『キリスト教史学』第66集(キリスト教史学会、2012年)。


◯学会発表

・「日本植民地支配下台湾におけるキリスト教宣教―キャンベル・N・ムーディ(Campbell N. Moody, 1865-1940)の宣教経験に着目して―」(キリスト教史学会、第62回大会キリスト教史学会、聖学院大学、2011年9月16日)。


・‘One Missionary’s Reflection on the Christian Mission in Colonial Taiwan: Campbell N. Moody’s The Mountain Hut (1938) and the Issue of ‘Suffering’.’ Yale-Edinburgh Group on the History of the Missionary Movement and World Christianity. Religious Movements of Renewal, Revival, and Revitalization in the History of Missions and World Christianity, at New College, Edinburgh, 29th Jun. 2012.


・「台湾人神学生・聖職者にとってのキリスト教と社会―台南神学校『校友会雑誌』(1928年−)を手がかりとして―」(教育史学会、教育史学会第56回大会、お茶の水女子大学、2012年9月22日)。


・‘Taiwan and China through the Eyes of English Presbyterian Missionaries: Focusing on the Issue of Nationalism during the Late 1920s to 1930s.’ (國立中央大學歷史所、台灣基督教史學會、中原大學通識教育中心主辦、傳教士筆下的大陸與臺灣國際學術研討會、國立中央大學文學院、2012年12月2日)。


・「日本植民地支配下台湾における宣教師キャンベル・N・ムーディの伝道論と実践」(日本基督教学会、日本基督教学会第61回学術大会、西南学院大学、2013年9月10日)。


・「1930年代台湾人キリスト教徒の日本留学経験―危機神学の受容に着目して―」(當代台灣日本研究學會、第四屆日本研究年會、國立臺灣大學文學院、2013年11月9日)。


◯その他

・三野和惠作,鄧慧恩譯 〈台灣教會人物檔案:林學恭與梅監務〉《新使者 No. 127 青年運動》(台灣基督長老教會總會新使者雜誌社,2011年12月10日),pp. 50-55。


・三野和惠原文,鄧慧恩翻譯 〈林學恭與梅監務〉鄭仰恩・江淑文主編《新使者叢書9  信仰的記憶與傳承-台灣教會人物檔案2》(台灣基督長老教會台灣教會公報社,2013年), pp. 65-73。


‘A Taiwanese Educator’s Commitment to Contextualizing Theology.’ The Ecumenist. 50.4 (Fall 2013): 18-9.

三野和惠